「チィチャン!チィチャン!」
「〇〇サン!〇〇サン! コニチワ~」
遠くから私の名前を呼んでいたのは、なんと『元・私のドライバー』。
4ヶ月前まで3年間お世話になった運転手さんでした。
(しかし、何故『チイチャン』と呼んだのかは意味不明???)
「何でおるん?」
「ゲンキ? ゲンキゲンキ?」
「え? どういうこと?」
私が本帰国してからも、時々連絡をくれるので、来イすることを
伝えてはいたのですが、まさかお迎えに来てくれているとは…。
「今日は仕事が早く終わったんだ~。」
「連絡したんだけど、つながらなかったから来たんだ~。」
「来たんだ~って…。」
(←会えなかった場合はどうするつもりやったんやろう…?)
「どうやって来たん?車?バイク?」
「車だよ!親戚の車を借りてきたんだ~。」
「へぇ!」
「なかなか出て来ないから心配したよ~。」
「あ、ありがとう…。」
まさかの『サプライズお迎え』にはビックリを通り越して、ただただ唖然!
しかし、なんと有難い話なんでしょう…。感謝!感謝!!
ご好意に甘えて宿泊先のホテルまで送ってもらうことにしました。
何だか、まだジャカルタに住んでいて、一時帰国から戻ってきたような
気持ちになりました。
「そうだ!」(←こうなったらトコトン甘えてしまおう!)
「ねぇ、ケータイのSIMを買いたいんだけど…。」
「どっか近くで売ってるトコない?」
宿泊先のホテルに送ってもらう前に、SIMを売っている屋台へ寄り道。
チャージもしてもらい、現地ケータイも準備完了☆
(ちなみにSIM+手数料でRp.4,000 やっぱり安い!)
「ありがとう!これでひと安心!」
「これでジャカルタのお友達との連絡手段も心配なし!」
「明日はどうするんだい?」
「特に決めてないけど、どっかブラブラするつもり。」
「車はあるのかい?」
「ないよ。でもタクシー乗るからティダ アパアパ~。」
「大丈夫?1人で乗れるかい?」(←完全に子供扱いされてる?)
「大丈夫よ!一応、まだインドネシア語も覚えてるもの!」
「明日は日曜だから、たぶん仕事はお昼過ぎまでだと思うし…」
「仕事が終わってからなら、車も用意出来るよ。」
「え?本当に?」
「いいの?でも何だか悪いわ~」(←すっかりその気になっている)
「仕事が終わったら連絡するよ。」
「じゃ、念のため連絡して~。」(←結構あつかましい)
「オッケー!ワカッタ!」(←ちょいちょいニホンゴ混じり)
「サヨナラ~!マタ アシタ~」(←案外、ニホンゴ覚えててビックリ)
ジャカルタは車がないと、かなり不便なので、まさかの申し出に
これまた感謝!感謝!!
「さて、明日は何しよっかな?どこへ行こっかな~♪」
「ジャカルタ旅行記④」へ続く…