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リラックスも束の間...③

『スナヤンシティー』での出来事の続き。
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「ま、ま、まさか、ATMトラブル…?!」
「いや~ん。やめてよ~。こんなとこで…」 「お~い!通帳出てこ~い!」

見えるはずもないのに、通帳挿入口をのぞきこんでみたり、真っ黒の画面を何度もタッチしてみたり、「絶対どこかにキャンセルボタンがあるはず…」と周囲の目など気にもとめず、とにかく思いつくことは全て試してみました。

「通帳が出てこないことには、帰るに帰れないんですけど…。どうしよう…」

途方にくれた私は、周りを見渡すと少し離れたところに二人の警備員を見つけました。
「お~い!こっち見て~。気づいて~!」
大げさに手を振りながら、「気づいてサイン」を送りましたが、二人とも全く気がつきません。

「お~い!お願いやからこっち向いて~!」
「困ったな…。警備員のところへ行ってる間に、万が一、通帳が出てきて誰かが持って行っちゃったら大変なことになるし…。この場を離れるわけにはいかないし…」

「でも、このままでは全く気づいてもらえそうにないし…。どうすればいいんやろ…」

「よっしゃ、行こう!」
私は決心して、ATMから一時も目を離さないよう注意しながら、警備員に駆け寄りました。

「Excuse me. ATMトラブル!!!」

これだけ言って、私はATMの方を指差しました。
「Please come with me!」
そして、有無を言わさず、とりあえずATMまで警備員を連れて行きました。


さて、ここからが問題です。今の状況を説明しなければなりません。
私は警備員の目をじっと見ながら、ゆっくり相手の反応を確認するように言いました。

「アーイ、インサート、マーイ、バンクブック、ヒア」(←ATMの通帳挿入口に手のひらを差し込むようなジェスチャーをしながら)

「バット、マーイ、 バンクブック、ノー 、イグジット」(←通帳挿入口をのぞきこみながら)

「ATMエラー?トラブル?」

警備員は困った表情をしながら、おそらく英語とインドネシア語交じりで、私に説明を始めました。あまりにやりとりが長いからか、途中でもう一人の警備員がやってきました。

注:前回同様、以下の内容は、ほとんどが私のめちゃくちゃな英語とジェスチャーで伝えています。警備員の反応は私の勝手な想像で「たぶん、こんなことを言っていたであろう…」と思われる内容です。

「君は、このATMに通帳を入れたのかい?キャッシュカードでなくて?通帳だね?」

「そうです。通帳を入れました。カードではなく通帳です」

「君の入れた通帳が出てこないのか。それは困った。しかし、僕たちは『スナヤンシティー』の警備員だから、どうすることも出来ないんだ。」
「biiのコールセンターに電話してみたらどうだい?」(←ATMに貼ってあるコールセンターの電話番号を指差しながら)

「そんなこと言ったって、私がオペレーターに電話で今の状況を説明出来るわけないじゃん!!!」
「Saya tidak bisa bicara bahasa Indonesia.」(←「私はインドネシア語を話せません」という意味。このフレーズだけは、なぜかしっかり暗記していた。こんなパニック状態でもスラスラと言えた自分にビックリ!)

「君、英語は話せるのかい?biiのオペレーターは英語を話せると思うよ」

「私は英語をほんの少ししか話せません。私がコールセンターに電話をするので電話を代わって下さい」

そして、私はbiiのコールセンターに電話をかけてみました。
しかし、何回かけても「只今の時間は営業しておりません」とのアナウンスが流れました(←たぶん)

「コールセンターはつながりません。どうしたらいいですか?このままでは、私は家に帰れません」

「…」(沈黙が続く…)
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by kongoo-831 | 2009-10-24 23:39 |
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