先日、夫が出張で「マカッサル」というところに行きました。
「マカッサル」はインドネシア国内ですが、ジャカルタのあるジャワ島では
なく、ジャカルタから飛行機で2~3時間、1時間の時差もあるスラウェシ島の南端にある都市だそうです。
そこでお土産を頂いて帰ってきました。
ひとつひとつバナナの葉に包まれていて、見た目は日本の笹団子を
長くしたようなものです。
夫からの「魚の加工品らしいよ…。」という情報だけでは、どのようにして
食べたらよいのかもわからず、とりあえず冷蔵庫に入れました。
魚なのか(?)にんにくなのか(?)冷蔵庫を開けるたびに強烈な臭いが
して、シーフードが苦手な夫には相当キツかったようです。
食べきれないほどの量を頂いたので、近所に住んでいる友達におすそ分けをしたところ、「『otak-otak(オタオタ)』じゃないかな~?」「笹かまぼこみたいに、ちょっと焼いて食べたら美味しいよ!」とのこと。
早速、試してみることにしました。
念のため、電子レンジでチンしてから、フライパンでバナナの葉に焦げ目がつくまで両面を焼いたら出来上がり。
「本当に笹かまぼこみたい!」
甘辛いソースとわさび醤油で食べてみたところ、「美味っ!」
冷蔵庫で放っていた強烈な臭いとはうらはらに、普段はお酒を飲まない
私でも、ちょっとビールが飲みたくなってしまうようなお味でした。
友達からも「今まで食べた『otak-otak(オタオタ)』の中で一番美味しかった~♪」と皆さん、大絶賛でした。喜んでいただけて良かったです
(実は、冷蔵庫でのあまりに強烈な臭いに、果たしておすそ分けしていい
ものなのか?ちょっと心配だったのです。ホッ♪)
『otak-otak(オタオタ)』を調べてみたところ、「スラウェシ島ではおやつと
して食べられているもの。近海でとれるサワラに似た魚のすり身に、ココナツミルク、香辛料などを混ぜて蒸したもの」と書いてありました。
ちなみに「マカッサル」も調べてみたところ、「インドネシアの貿易港として発展した都市。沿岸で採れるシーフードは「インドネシアいち美味しいと言われている」と書いてありました。
「なんや…。それなら間違いなく美味しいはずやね!!」
ごちそうさまでした。