『FJ.rotisserie』というカフェ(?)に行ってきました。
「ダルマワンサスクエア」という小規模な商業施設のなかにあります。
「とりあえずドリンクを…」とメニューを見ると、フレッシュジュースのなかに見たことも聞いたこともなく、全くイメージの湧かないモノを見つけました。
「Jus kedondon?」
「クドンドン ジュース?」
「クドンドンって何やろ?きっと果物やんな~。」
「よし! ちょっと聞いてみよっかな~。」
私:「『クドンドン』って何ですか?」
店員さん:「インドネシアンフルーツだよ。」
私:「美味しい?」
店員さん:「・・・」(←首をかしげながらニヤついている)
私:「えっ?やめとけってこと?果物でしょ。」
私:「 甘い?」
店員さん:「いや、スッパイよ。スッパイの大丈夫かい?」
私:「ものすご~くスッパイ?」
店員さん:「ヤー。ものすご~くスッパイよ。」(←まだニヤついている)
私:「シークワサーみたいな感じかな?」
私:「まぁ、何事も経験!試してみよう。」
店員さん:「・・・」(←相変わらず首をかしげてニヤニヤ)
私:「よし! クドンドンジュース1つ♪」
店員さん:「大丈夫?本当にいいの?」(←もしや必死に止めてるの?)
私:「O~K~」
店員さん:「ちょっと待ってて。チョバしてみたら?」(*チョバ=試す)
私:「えっ?チョバって…。そんなこと出来ちゃうの?」
さすが何でもチョバ大好きなインドネシアです。
こちらでは、買い物をする時にどんなものでもパッケージを開けて見せてくれます。「開けちゃっていいの?売り物だよね。」と思うこともしばしば。
習い事もほとんどチョバしてから入会するかどうか決めることが出来ます。日本にも体験レッスンなどはありますが有料だったりしますよね。
しばらくすると、店員さんがお皿に『クドンドン』を切って(?)剥いて(?)
持ってきてくれました。(元々の形はわからず…。)
店員さん:「ちょっと食べてみて。」
私:「見た目は、りんごや洋ナシっぽい感じね。」
私:「いただきま~す♪」
店員さん:「・・・」(←ニヤニヤしている)
私:「うん。確かにスッパイ…。まずくはないけど…。」
私:「クドンドンシュースやめます。」(←「でしょ!」みたいな感じで見てた)
店員さんが必死に止めてくれたのは感謝するけど、そもそも何故メニューにあるのか不思議です。「このスッパさが好き!」って人もいるのかな?
親切な店員さんのアドバイスで、塩を少しつけて食べるといいらしく、チョバしてみたところ、ほんの少し甘みを感じました。
さっそく家で『クドンドン』を調べてみました。
クドンドン (ウルシ科)
【原産地】熱帯アジア
【利 用】生食
別名タマゴノキ。
一般に生食されますが、酸味がとても強いです。
またひとつ新しい発見でした。
『クドンドン』の旬の時期ってあるのかな?