インドネシア料理のひとつに『ブブール』があります。
日本でいう『おかゆ』です。
日本では『おかゆ』と言えば、病気の時に食べるものというイメージがありますが、こちらでは普段の食事として食べられているようです。
特に朝食として食べることが多いそうです。
ある日のこと、いつものように運転手さんが朝出勤してきました。
手に何かぶらさげています。
運転手さん:「今朝はもう、朝ごはん食べた?」
私:「食べたよ。」
運転手さん:「何を食べたの?」
私:「パン」
運転手さん:「パン? それだけ?」
私:「うん。それだけ。」
運転手さん:「はい、これ。『ブブール・アヤム』。」(*アヤム=鶏肉)
私:「えっ?何で?」
運転手さん:「インドネシア人は、朝これを食べるんだよ。」
運転手さん:「サンバルは少なくしてあるから大丈夫。」
私:「えっ? どこで買ってきたの?」
運転手さん「アパートの前の屋台だよ。毎朝、売りに来てるんだ。」
私:「あ、ありがとう…。」
さっそく部屋に帰って開けてみました。
「わぉ! 『おかゆ』なのに案外「ガッツリ系」やん?」
「味も濃そうやな~。何の具が入ってるんやろ~?」
おそるおそる食べてみたところ…。
「おっ? 美味しい~♪ 」
日本の『おかゆ』とは、全くカテゴリーが違うような気がしました。
具は「鶏肉」以外にも、「うずら卵」や「レバー」などかなり色々入ってます。イマイチ何かよくわからないモノも入っていましたがティダアパアパ~。
「ごちそうさまでした。」