昨日、友達との待ち合わせ場所に向かっている最中のこと。
私:「11時までには行けるよね~。」
運転手さん:「もちろん!」
私:「今日は祝日やし渋滞ないしね~。」(←金曜祝日で3連休の初日)
運転手さん:「そうだね。ジャカルタはきっとガラガラだよ♪」
しばらくすると…。
運転手さん:「・・・・・・・・・・・・・」(←ひっきりなしに前方を覗き込んでいる)
私:「どうしたの?」
運転手さん:「なんだか知らないけど全く動かないんだ…。」
私:「渋滞?」
運転手さん:「わからない…。けど全然進まないんだ…。」
私:「11時までには着けそう?」
運転手さん:「たぶん…。」
私:「それならOKよ。」
運転手さんは渋滞の原因がとても気になるようで、何度も何度も
体を乗り出して前方を見ていました。
運転手さん:「Oh~! NO~!」(←なぜか英語やった…)
私:「どうしたの?」
運転手さん:「渋滞の原因はあれだよ!」
私:「えっ、どれ?」
運転手さん:「前にバスがいるだろ…。よく見てごらん。」
私:「???」
私:「えっ? どういうこと?」
私:「よく見えないけど、バスが斜めになってる?」
運転手さん:「事故だよ!」
私:「えっ? マジで…?」
私:「わぉ!完全に乗り上げてるやん!」
私:「この段差を乗り上げるって相当スピード出してたんかな?」
運転手さん:「そうだね…。危ないね…。」
運転手さん:「それで無理にハンドル切ったんじゃないかな…?」
私:「怖~っ…。死んでしまうやん!」
運転手さん:「本当だよ!でもジャカルタではよくあることだよ…。」
私:「こんなことがよくあるの!」
運転手さん:「ジャカルタのバスの運転手はクレイジーだからね…。」
私:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(←絶対バスには乗りたくない…)
私:「お客さん乗ってたんかな?」(←見たところ誰もいなかったけど)
運転手さん:「わからない…。」
事故現場を過ぎると何事もなかったかのように車は動き出しました。
日頃、故障して立ち往生しているバスには何度も遭遇していましたが、
こんな事故現場は初めてでした。
「事故の瞬間に居合わせたとしたら…」と考えるとぞっとしました。