週末ランチに行ったお店での出来事。
「お蕎麦が美味しい」と書いてありずっと気になっていたお店。
「久しぶりに美味しいお蕎麦が食べられるかな?」
「楽しみ~♪」
「手打ち蕎麦らしいし、期待度大やな~。」
そんなことを話しながらいざ店内へ…。
「イラッシェーマーセー」
ピークは過ぎていましたが店内はあまりにも閑散としている様子…。
「あれ…。ガラガラ?」(←いきなりハズした感あり…)
「ホンマやな…。」(←主人も何かを感じていた様子)
「『天ざる』を2つお願いします。」(←主人は大盛りを注文)
「テンジャル ト テンジャルオオモリ デスネ。」
私たちは少し不安な気持ちで待っていました。(←なぜか沈黙…)
店内は見た目も匂いも田舎のさびれた食堂のような感じ。
(よく言えばレトロっぽい昭和な感じ?でもそれともちょっと違った)
しかも出てきたお茶には小さな虫が入ってた…。(←更に不安になる2人)
待てども待てども『天ざる』はなかなか出てこず…。
「他のお客さんいないのにね…。」
「遅いね…。」
しばらくすると、ようやく『天ざる』が運ばれてきました。
主人:「見た目はなかなか!」(←お膳に乗ってて何だかそれっぽい♪)
私:「おにぎりまでついてるよ!」
2人:「いただきま~す。」
主人:「まずはお蕎麦から…。」
2人:「・・・・・・・・・・・」(←茹ですぎなのかコシなし…)
私:「天ぷらはどうかな?」
2人:「・・・・・・・・・・・」(←衣厚すぎやしベシャっとしてる…)
主人:「見事に魚介の天ぷらやな…。」(←主人は魚介類NG!)
主人:「おにぎりはどうやろ?」
私:「うん。美味しいけど…。」
私:「残念ながら中身は鮭やで…。」(←こちらも主人NG!)
2人:「・・・・・・・・・・・」(←もうコメントすることもない…)
主人:「申し訳ないけど見事に食べられへん…。」
あまりに期待しすぎていたせいか2人ともテンション下がりまくり…。
主人:「無理せんでええで…。」
私:「うん…。申し訳ないけど残してええかな…。」
主人:「俺も無理やわ…。」
私:「2人とも全く食べてへんね…。」
主人:「仕方ないやん!不味いねんから!」
主人「支払いお願いします…。」
店員さん:「・・・・・・・・・・?」(←キョトンとした様子)
店員さん:「どうして?全然食べてないのに…。」
私「・・・・・・・・・・」(←なんて言おう?)
店員さん:「どうして?」(←困った顔で聞いてきた)
私:「私、もうお腹いっぱいなの…。」(←バレバレの嘘)
店員さん:「だって2人とも全く食べてないじゃない…。」
私:「ごめんなさい…。」
主人:「美味しくないからだよ!」
店員さん:「・・・・・・・・・・」
重苦しい雰囲気の中、私たちは店を後にしました。
あまりに期待しすぎたせいかとても悲しい気持ちでした。
「せっかく作ってくれたのにごめんなさい…。」(でももっと頑張ろうよ!)